高崎市へ移動しました。
8月某日、この日の高崎市の最高気温は35℃と猛暑日でした。
涼しい水辺を求めて「榛名湖」へとやって参りました。青い空と水面、緑豊かな「榛名山」の壮大な風景にたっぷりと癒されます。
榛名湖は、群馬県の西部にある湖で、榛名山のカルデラ内に生じた火口原湖です。
利根川水系に属し、周囲は約4.8キロメートル、面積は約1.2平方キロメートルで、最深部は約15メートルです。
『万葉集』の時代から、上野国(こうずけのくに)【※現在の群馬県】を象徴する歌題「伊香保の沼」として知られており、「榛名神社」とともに、江戸時代以降は関東地方を中心とする雨乞い信仰の目的となったそうです。
「榛名神社」に参りました。
榛名神社は、西暦585~587年の用明天皇の時代に創建されたと言われていますが、古くから神仏習合が定着し、江戸時代には、榛名山厳殿寺(がんでんじ)というお寺だったそうです。
慶応4年(1868年)に神仏分離令がだされると、仏教食が排除され、榛名神社となりました。
主祭神として火の神である『火産霊神(ほむすびのかみ)』と、土の神である『埴山売神(はにやまひめのかみ)』を祀り、古くから鎮火、開運、五穀豊穣、商売繫盛のご利益があると言われています。
なお、現在の榛名神社は国の重要指定文化財を保護する目的で、改修工事が行われておりました。
本殿は2025年12月までは参拝出来なくなっていますが、額殿は参拝が可能です。
神社の境内には、七福神の像が祀られています。
写真は「布袋尊」。予知の神様で、古来中国では実在した僧だとも言われています。
布袋尊が乗っている足元の袋は堪忍袋です(笑)
お腹が茶褐色に変色していましたが、布袋尊のお腹を撫でると元気がもらえると言われており、散々と撫でられた様です。