🏘ただ今建築中…其の①

4月の初旬、季節は春のポカポカと温かい時期でしたが、大網白里市みずほ台で新築工事を着工しました。

進捗状況は、7月中旬に建物は完成し、現在は外構工事の真っ只中です。

当ブログでは、過去に遡ってから現在に至るまで、建物が完成していく様子をご紹介していきます。

 

 

今回新築するお宅の場所は、大網白里市みずほ台というところで閑静な住宅街です。

まず最初は、敷地内に建物の位置を決める『丁張(ちょうはり)』を作ります。

この丁張の中に、建物のコンクリート基礎を作っていきます。

基礎は『べた基礎』工法で、現在の在来工法で最も用いられている工法です。

 


 

写真は地盤の整地が終わり、ベた基礎を作る前の段階です。

砕石を入れて15センチの厚さに転圧した後に、型枠を組みやすくするための『捨てコン』を打設した後の状態です。

『捨てコン』とは、基礎の正確な位置を出す作業『墨出し(すみだし)』をするために打設するコンクリートのことで、

墨に合わせて型枠と、鉄筋を組んでいきます。

 


 

地面からの湿気を防ぐ防湿用の土間シートを敷いたのちに、ベタ基礎の鉄筋を組み、型枠を取り付けた状態です。

このベタ基礎の上には、さらに、建物の外壁と間仕切り壁にあたる『布基礎(ぬのきそ)』という立ち上がるコンクリートの基礎を作ります。

布基礎の鉄筋を組んで、いよいよ『べた基礎』のコンクリートを打設です。

 

 


 

水平に組まれた鉄筋が、べた基礎の鉄筋で、垂直に組まれた鉄筋が布基礎の鉄筋です。

布基礎の鉄筋とべた基礎の鉄筋は、しっかりと結束された状態でコンクリートの中に埋まりますので、引き抜けることはありません。

 

 


 

べた基礎のコンクリートを打設後、その上に布基礎を造ります。

写真にはコンクリートに埋まっている鉄筋が見えていると思います。これが、布基礎の鉄筋となります。

布基礎の鉄筋には、土台や柱を固定するボルトを結束し、コンクリートに埋め込みます。

そして、丁張から正確な布基礎の位置を墨付けし、型枠を組みコンクリートを打設します。

 


最後にコンクリートの養生期間を経て、型枠を外して基礎工事の完了となりました。

今回はここまで。

この続きは、其の➁へと続きます…

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