外部の屋根工事です。
屋根垂木の上に耐水ベニヤを張り、アスファルトルーフィングという防水シートを張ります。
屋根はコロニアル葺きの仕上げです。
屋根工事・コロニアル葺きの様子です。
屋根勾配の下側から葺いて(張って)いき、張り終いの最上部の棟は
ガルバリウム鋼板という、錆びない金属でできた棟板を被せます。
ちなみに屋根のケラバ部分(端の斜めの部分)も、同じ鋼板を被せます。
軒先の破風や鼻隠しには、防火用の破風板を取り付けま
す。破風は軒樋が付く所で、鼻隠しは屋根勾配なりの面の所です。
軒天にも不燃材で防火用のケイカル板を張ります。
破風・鼻隠し・軒天はいずれも塗装して仕上げます。
外壁を張る前に、透湿防水シートの上へ下地となる胴縁を取り付けま
す。外装材の種類や、サイディングなどを張る向き(縦張り/横張り)によって、胴縁を取り付ける向き(縦か横)も変わります。
ちなみに、今回はサイディングが横張りなので、下地の胴縁は縦方向に取り付けます。
ベランダは、FRPの防水工事をしました。
FRP防水とは、現在の一般住宅には広く使用されている工法で、船底等にも使用されていて耐久性能も非常に高い防水工法です。
写真は防水工事をした後に、外壁のサイディングを張りました。
サイディングは横張りタイプを張りました。
軒樋・竪樋の雨樋も取り付けて、工事足場を外し、外観はほぼ完成に近づきました。
ベランダにも手摺が付きました。
次ページには、同時進行で行われていた内部の様子をご紹介します。
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